XFX「RX-480P8DBA6」　市場想定売価税込33,980円前後（発売中） 製品情報（ドスパラ / XFX）

着脱式ファン採用の高冷却クーラーを搭載する、XFX「RX-480P8DBA6」

久しぶりのスマッシュヒットで、多くのRadeon派ゲーマーを喜ばせたAMDの新アッパーミドルRadeon RX 480。しかしリファレンスモデルは、少々心もとない冷却性能や消費電力ギリギリの電源供給能力など、やや不安が残る。そのため、メーカーのカスタムモデルを待ち望んでいた人は多いはずだ。

そんな中、9月下旬よりドスパラ専売モデルとして販売が開始されたのが、XFXブランドの最上位「RX-480P8DBA6」だ。VGAクーラーには、高効率ヒートパイプ「Composite Heatpipe」と、着脱式の特許取得ファン「Hard Swap Detachable Fan」を2基搭載するオリジナルクーラーを実装。さらに最近のグラフィックスカードのトレンドでもあるセミファンレス機能や、LEDライティング機能にも対応する。

VGAクーラーに実装される90mmファンは取り外しができる「Hard Swap Detachable Fan」

もちろん基板もオリジナル設計で、電源回路には高品質コンポーネントによるデジタル回路を実装。さらに補助電源コネクタもリファレンスの6pin×1から、150Wまで供給できる8pin×1へと強化されており、高負荷時でもマザーボードのPCI-Expressスロットに負担をかけることなく動作できる。

GDDR5 8GBのビデオメモリを搭載するXFX「RX-480P8DBA6」。高品質コンポーネントで構成された電源回路を備え、安定性とオーバークロック耐性を向上させた

これら優れた冷却性能と強化された電源回路により、コアブーストクロックは1,338MHz（リファレンス1,266MHz）へと出荷時からオーバークロック済み。その他、メモリクロックは8,000MHz、メモリバス幅256bit、ビデオメモリはGDDR5 8GBで、出力インターフェイスはDisplayPort1.4×3、HDMI2.0b×1、DualLink DVI-D×1を備える。

基板裏面には「XFX」ロゴがデザインされたアルミニウム製バックプレートを搭載
黒と赤を基調にデザインされたパッケージ。サイズは実測で340×240×80mm