エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.522
2016.10.28 更新
文:GDM編集部 松枝 清顕
左サイドパネルには、近頃多くのPCケースがこぞって採用する、強化ガラスが装着されている。薄くスモークがかった実測約4mm厚のガラスで、外寸は実測で幅約430mm、高さ約445mm。スモーク部は幅約360mm、高さ約405mmで、内部は広くすみずみ見渡すことができる。なおシャーシへの固定は、左側面四隅にはゴムブッシュを装着した突起を設け、ハンドスクリューにより固定されていた。
実測約4mm厚の強化ガラス。よく観察してみると4辺は斜めにカットされている。素材の特性上、組み込みが終わるまで取り外し、大切に保管しておこう |
向かって右側のサイドパネルは、一般的な密閉型のスチール製。シャーシへの固定は脱落しないハンドスクリュー2本が使用されている。なお外寸は幅約430mm、高さ約445mm。
右サイドパネルはオーソドックスなスタイルの密閉型スチール製。収まり具合も良く、着脱時、シャーシに引っ掛かるような事は1度もなかった |
リアパネルを観察してみよう。まず上段から、右側には標準装備の120mm口径ファン、左側はマザーボードのバックパネル用に縦にカット。中段は拡張スロットが占有し、下段には電源ユニットマウント用開口部が確認できる。
モデル特有の仕掛けは見当たらないリアパネルはオーソドックスなレイアウト |
組み込み前の身軽なうちにボディをひっくり返し、ボトム面をチェックしておこう。四隅にはプラスチック製の台座を設け、設置面には滑り止めラバーが装着されている。やや厚みがあるため、振動吸収効果も期待できるだろう。リア寄りにはスライド式の防塵フィルターを装備。電源ユニットの冷却ファンは、この面に設置される。
4つの台座には実測で幅約12mm、長さ約40mmのラバーを装着。台座は高さ約25mmで、設置面との間に電源ユニット内蔵冷却ファンの吸気スペースを設けている |