エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.523
2016.11.02 更新
文:GDM編集部 Tawashi / 絵踏 一
「Pacific RL360 D5 Hard Tube RGB Water Cooling Kit」 実売価格税抜62,800円 製品情報(株式会社アスク) |
早速組み込みといきたいところだが、作業を始める前にまずは今回使用する「Pacific RL360 D5 Hard Tube RGB Water Cooling Kit」のキット内容をチェックしておこう。
なお、今回使用したのは「V-Tubler PETG Tube」の4本セットが同梱される最新のハードチューブキット。ほかに、240mmサイズラジエターをベースにした「Pacific RL240 D5 Hard Tube Water Cooling Kit」(型番:CL-W128-CA12RE-A)をはじめ、「V-Tubler 4T Tube」ことソフトチューブがセットになったモデルなど計7製品をラインナップしている。
「Pacific Hard Tube Bender Kit」(型番:CL-W093-AL00BL-A) 実売価格税抜9,980円 製品情報(株式会社アスク) |
ハードチューブを使ったDIY水冷構築には、加工の際に使う専用工具が必要だ。Thermaltake製の「Pacific Hard Tube Bender Kit」は、ハードチューブ用カッターや切断面を削るリーマー、チューブを曲げるマンドレルなどが含まれている便利なキット。これさえあれば、ハードチューブ加工の際に使う工具類を労せず揃えることができる。なお対応しているチューブは外径寸法16mm、内径寸法12mmまで。
組み込み作業にあたり門馬氏に用意してもらったのが以下の機材だ。いずれもDIY水冷を組む際に使うもので、これらはユーザーが自前で用意する必要がある。とはいえ、ホームセンターや100円ショップ等で入手できるものばかりなので安心して欲しい。
薬局で入手できる精製水(1,000ml)やロート、マジックペン、ティッシュ、定規など | ヒートガンはホームセンターやWebで購入できる安いモデルで十分とのことだが、卓上で立てられることが条件。門馬氏愛用のものは最大500℃まで対応。約4,000円で購入できるという |
洗面器やタオル、中性洗剤は本稿のために準備。念のため金切のこぎりやグリップ付きやすり、鶴首スポイトも用意したが、今回は使用しなかった |