エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.525
2016.11.12 更新
文:GDM編集部 池西 樹
ADATA「XPG SX8000」の512GBモデル「ASX8000NP-512GM-C」をPCに組み込み、各種ベンチマークによるパフォーマンス検証を実施 |
ここからは各種ベンチマークを実行して、パフォーマンスを検証していこう。テスト用のプラットフォームには最も標準的なLGA1151を使い、CPU性能がボトルネックにならないようCore i7-6700Kを用意した。またベンチマークは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」「CrystalDiskMark 5.1.2」「HD Tune Pro 5.60」「ATTO Disk Benchmark 3.05」の4種類。PCの起動は、ドライバ、ベンチマークソフトをインストールしたシステム用SSDから行い、テストドライブにはデータを書き込まないクリーンな状態で行っている。なお検証機材の詳細は以下の表の通り。
まずは「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」を使い、基本性能とシーケンシャルアクセスの圧縮率による影響を確認していこう。
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:総合ベンチマーク | |
AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387:Compression-Benchmark |
Samsung「SM951-NVMe」やPLEXTOR「M8Pe」では、相性問題が発生した「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」の総合ベンチマーク。「XPG SX8000」では、シーケンシャル読込1,600MB/sec、書込1,085MB/sec、ランダム読込400MB/sec、書込570MB/secでいずれも問題なし。総合スコアも1,700ポイントを超え、PCI-Express3.0(x4)接続によるメリットが遺憾なく発揮されている。また「Compression-Benchmark」では、読込が1,700MB/sec前後、書込は1,100MB/secで安定し、シーケンシャルアクセスは圧縮率の影響を受けないことが分かる。