相性もなく安定した性能を発揮する「HD Tune Pro 5.60」

次に「HD Tune Pro 5.60」を使い、「XPG SX8000」のより詳細な挙動とパフォーマンスを確認していくことにしよう。

【Benchmark Read】

【Benchmark Write】

【FileBenchmark】

【Random Access Read】

【Random Access Write】

Benchmark Readは約750MB/secでほぼフラットなグラフ。Writeも最高880MB/sec、キャッシュからデータがあふれた場合でも550MB/secを下回ることはなく性能面に不安はない。また「AS SSD Benchmark 1.9.5986.35387」と同じく、Samsung「SM951-NVMe」やPLEXTOR「M8Pe」でスコアが出なかったFile Benchmarkも問題なし。ここまでの結果をみる限り、「XPG SX8000」シリーズはベンチマークやデータサイズによる得手不得手が少ないSSDと言えるだろう。

「ATTO Disk Benchmark 3.05」ではサーマルスロットリングによる性能低下が顕著

ベンチマークテストのラストは、「ATTO Disk Benchmark 3.05」のスコアを確認しておこう。

ATTO Disk Benchmark 3.05

データサイズ512KBでは、ADATAが謳う「ATTO Disk Benchmark 3.05」の公称最高値、読込2,000MB/sec、書込1,000MB/secを超えるスコアを計測。ただし、データサイズ1MB以降は、サーマルスロットリングと思われる症状が発生し、読込は1,000MB/sec前後、書込は900MB/sec前後でスコアが頭打ちとなる。