Thermaltake「Core G3」外観デザインチェック

Thermaltake「Core G3」の概要を大まかに把握したところで、いよいよパッケージから実機を取り出すとしよう。なおスリムタイプのPCケースとあって、外装パッケージもコンパクト。パッケージサイズは幅212mm、奥行き507mm、高さ436mmとされ、店頭持ち帰りでも全く問題ない。

縦置き・横置き両スタイルに対応する「Core G3」

通気孔デザインのフロントパネル

PCケースの顔、フロントパネルからチェックを開始していこう。縦に無数の通気孔が設けられたフロントパネルは、スリム型PCケースの弱点を補うべく、いかにも風通しの良さそうなデザインを採用。素材はプラスチックで、上部にはPowerスイッチや各種アクセスポートがレイアウトされている。

通気性を高めたデザインのフロントパネル。オープンベイの類いは装備されていない
	フロントパネル裏には着脱可能な防塵フィルタを装備。なおシャーシには左右各2本のファスナーで固定され、比較的容易に取り外しができる

ギッシリ詰まったフロントトップのスイッチ類＆各種アクセスポート

フロントトップ部には、スイッチ類および各種アクセスポートがレイアウトされている。右端にある長方形のボタンはPowerスイッチ、左端にある小さな四角はResetスイッチだ。アクセスポートは両サイドのスイッチに挟まれるように、右からUSB2.0×2ポート、USB3.0×2ポート、さらにマイク×1、ヘッドホン×1を装備。左右幅を無駄なく使い切っている。

縦置き時はフロントトップ、横置き時はフロント左サイドに位置。なおUSB2.0 / 3.0のシルクは縦に横書き、マイク / ヘッドホンのマークは横向きにプリントされている
	一列に密集したスイッチ類＆各種アクセスポート。付け根部分を確認すると、基板にコネクタが固定され、綺麗にまとめられている事がわかる

防塵フィルタ付きトップパネル

縦置き時のトップパネルには、防塵フィルタを標準装備。目が細かいメッシュにより、ホコリや細かいゴミの侵入を未然に防いでくれる。同時に通気性も確保。シャーシ面は通気孔仕様で、冷却ファンの増設スペースとして利用もできる。

	トップパネルには、マグネット固定式の防塵フィルタを標準装備。シャーシ面に増設できる冷却ファンについては、別のセッションで詳しく解説しよう