アクリル窓付き右サイドパネル

片側のサイドパネルには、内部が透けて見えるアクリル窓を装備。”魅せるPC”の構築にも向く。なお「Core G3」は通常のPCケースと違い、マザーボードの搭載向きが倒立になるため、アクリル窓付きサイドパネルは、向かって右側にレイアウトされる。つまり組み込みやメンテナンスも通常とは逆になるワケだ。なお左サイドパネルは密閉状態のスチール製。両サイドパネル共に、シャーシにはハンドスクリューで固定されていた。

右サイドパネル側にはアクリル窓を装備。開口部サイズは実測で幅約245mm、高さ約280mm。上部をよく見ると通気孔があり、内部には防塵フィルタが装着されていた
左サイドパネルは密閉状態。背面にはシャーシとロックするセキュリティ用のフックが装備されていた

すっきりしたリアパネルデザイン

幅140mmのスリム型とあって、見慣れたミドルタワーPCケースとは様子が異なり、地味な印象のリアパネル。上から順に確認すると、左手には拡張スロットが縦に2本。右手にはハニカム状の通気孔がある。中段右手はマザーボードのバックパネルI/O用にカット、その左にも通気孔が設けられている。そして最下段は電源ユニット搭載スペース用の穴だ。

表面積が限られているだけに、必要最低限のリアパネル。空きスペースは通気孔で、フロントファンから取り込んだ風を、内部の熱と共に排出する役割を果たす

ボトムパネルデザイン

フロントパネルに似たデザインのボトムパネルは、スリットタイプの通気孔仕様。トップパネルと共通のマグネット固定式防塵フィルタが装備されている。さらに前後には左右幅と同サイズの台座が装着され、四隅に当たる部分には正方形の滑り止め用ゴムが付く。

トップパネルと共通サイズ（幅約120mm×奥行き約280mm）の防塵フィルタを底面にも装備。「Core G3」は全身通気性に配慮された設計である事が分かる
	横置きスタイルの場合は不要になる台座部は、四隅の滑り止め用ゴム中央のネジを外すと、シャーシから分離できる