マグネット固定式防塵フィルタを備えたトップパネル

トップパネルは一見密閉構造。だがよく確認すると目の細かいメッシュフィルタが標準で装着されており、通気性が確保されている。さらにメッシュフィルタはマグネット固定式が採用されており、ツールレスで着脱が可能。目詰まりしたホコリは、掃除機で簡単に吸い取る事ができる。

	防塵フィルタは外周に張り巡らされたマグネットにより、トップパネル部に固定。サイズは幅約180mm、長さは約340mmだった

強化ガラスを採用したサイドパネル

左側面には強化ガラスが採用されている。「460X RGB」にとって大きなアピールポイントとなり、このモデルを指名買いする決め手になり得る装備と言える。ガラスの厚さは実測で4mm。透明ではなく色はスモーク掛かったブラウンに近い印象。輝度の高いLEDの発光を、やんわりと抑えてくれるだろう。なお上下には”黒い帯”が付けられている。

実測4mm厚の左側面強化ガラス。シャーシへの装着はガラス面に対し平行にハンドスクリューで固定されている
	右サイドパネルはスチールの1枚板。マザーボードトレイ背面に当たるため特に装飾や仕掛けは見当たらない

リアパネルデザイン

リアパネルを上から順に見ていこう。最上段右側には通気孔があり、120mm口径ファンが増設できる。ここはオプション扱いだ。その左手にはマザーボードのバックパネルI/O用にカット。その下は斜めにスリットが設けられた拡張スロットが重なり、右側には通気孔がある。そして最下段は電源ユニット搭載用に大きくカットされている。

現在市場に流通するミドルタワーPCと変わらない、リアパネルレイアウト。この面だけでモデル名を言い当てられるような特徴はない

ボトムパネルデザイン

本体をひっくり返し、ボトム面をチェックする。大掛かりな仕掛けは見当たらないが、背面寄りの電源ユニット搭載エリアには防塵フィルタを装備。スライド着脱式で、リアから引き出す事ができる。また四隅には、プラスチック製台座があり、設置面から実測で約30mmかさ上げ。電源ユニットの吸気ファンはこの隙間を利用し、外気を取り入れることができる。

比較的シンプルなボトムパネル。電源ユニット搭載エリア以外は塞がれている
ABS樹脂製の台座。実測で幅約28mm、長さ約48mm。設置面には滑り止めラバーを装着	電源ユニット吸気ファン用の防塵フィルタは実測で幅約120mm、長さ約143mmといったところ