使い勝手良好なケーブルマネジメント機構

ここではケーブルマネジメント機構に注目する。どのメーカーよりも多くのPCケースを市場に投入するThermaltakeだけに、この辺りの装備に抜かりは無い。マザーボード外周に設けられたスルーホールは、縦に3つ、横に2つ。標準的なマザーボードの設計に合わせ、ケーブルが行き来できる穴が要所に用意されている。さらに結束バンドを引っ掛けておくフックも複数確認できる。

PCケースの設計には定評のThermaltake。売価ベースではエントリークラスにカテゴライズされるとあって、メインのスルーホールにグロメットの装備は省略されている
マザーボード周りのスルーホールは縦列に3つ。さらに上部にはCPU用電源ケーブルが通る穴も確認できる。なおSSD搭載エリア横にも穴があり、SATAケーブルの通路も確保
ボトムカバーの穴は、グラフィックスカードの補助電源用に重宝。SSD搭載用ブラケット下にもスルーホールがある。なお裏配線スペースは実測で約25mmといったところ

Thermaltake「VIEW 27」の付属品総点検

「VIEW 27」の外装および内部構造チェックが済んだところで、付属品を点検しておこう。組み込みに必要なネジ類は、ひとまとめにジッパー袋に収められていた。モデル特有の特殊なネジはなく、万一の紛失時でも代替えは容易に見つける事ができるだろう。またマニュアルは日本語を含め12カ国語に対応。豊富な図説により、解説文を読まずに組み込みが完了できるはずだ。迷った場合は本稿を是非ご一読頂きたい。

Buzzer（Motherboard Alarm）	Cable Tie（Settle Cable）
Stand-off M3（Motherboard）	Screw M3x5mm（Motherboard / ODD / FDD / 2.5″HDD）
Screw #6-32x6mm（3.5″HDD Tray）	Screw M3x5mm（Power Supply）
Screw φ3x5mm（HDD Cage）	Screw φ3x8mm（Front Panel）
Screw M3x30Lmm（HDD Fan）	マニュアル