エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.534
2016.12.23 更新
文:GDM編集部 絵踏 一
まず最初は、3Dベンチマークテストの定番ソフト「3DMark」を使用した計測から始めよう。アッパーミドルGPUのRX 480を搭載することから、計測プリセットには「Fire Strike」と「Fire Strike“Extreme”」を選択。さらにDirectX 12対応テストである「Time Spy」による計測も行った。
3DMark |
フルHD環境であるノーマルの「Fire Strike」では、スコア10000オーバー、フレームレートも60FPSを計測。RX 480のターゲットとされるWQHD解像度(2,560×1,440ドット)の「Fire Strike“Extreme”」と「Time Spy」においても、どちらも30FPSに迫る優秀なテスト結果となった。フルHDは言うに及ばず、2K解像度までの環境であれば、かなりの重量級ゲームも快適に動いてくれるハズだ。
続いては、実際のゲームプレイを想定したテストを行っていく。まずは話題の最新FPSタイトル「バトルフィールド1」を起動、「キャンペーン:鋼鉄の嵐(BREAK OF DAWN)」プレイ中のフレームレートを「Fraps」で計測した。グラフィックスのクオリティは“最高”を選択、さらにRadeonの超解像技術VSR(Virtual Super Resolution / 仮想超高解像度)を有効化し、1,920×1,080ドットに加えて3,840×2,400ドットの解像度設定でテストを行った。
バトルフィールド1 |
さすがフルHDでは快適そのもの、Min FPSですら80fps以上をマークしている。さらに4K解像度での場合でも、Average FPSが30fps以上と大健闘。重さを感じるシーンもなく、極めて快適にプレイできた。
なお、テストにおいては手軽なfps計測の手段である「Fraps」を動作させるため、DirectX 12を無効化している。有効化させた場合も体感での違いはほとんどなく、同様のクオリティでプレイできるだろう。