エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.535
2017.01.04 更新
文:GDM編集部 池西 樹
帯域幅32Gbpsの「Ultra M.2」を2スロット搭載する「Z270 Gaming K6」。NVMe SSDによるRAID 0の構築も可能 |
間もなく登場予定の「Intel Optane Memory」とNVMe SSDの同時使用のため、ASRock 200シリーズでは多くのモデルで、2スロット以上の「Ultra M.2」を搭載する。もちろんIntel Rapid Storage Technology(IRST)による、RAID構築にも対応するため、NVMe M.2 SSDを複数枚用意すればストレージ性能を大幅に引き上げることができる。
「3D XPoint」と呼ばれる新メモリを採用する「Intel Optane Memory」。ランダムアクセスを中心に高速化が可能となる |
そこで、ここではNVMe SSDを使ったRAID 0環境の構築方法と、そのパフォーマンスを簡単に紹介しておこう。なおSSDはSamsung「SM951-NVMe」シリーズの128GBと256GBモデルを用意し、ベンチマークソフトは「CrystalDiskMark 5.1.2」を使用した。
読込はシーケンシャルで約1.5倍、書込はシーケンシャル、ランダムとも約2倍にスコアが向上。やや設定の手順は煩雑だが、その効果は非常に高い。最近では比較的安価なNVMe SSDも登場し、高速・大容量なストレージ環境を構築したいなら、NVMe SSDのRAID 0にぜひ挑戦してみてほしい。