エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.537
2017.01.14 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
まず3Dベンチマークテストの定番「3DMark」のスコアを確認していこう。プリセットはAPIにDirectX 12を使用する「Time Spy」の他、「Fire Strike“Ultra”」「Fire Strike“Extreme”」「Fire Strike」の計4種類を使用した。
3DMark(スコア) | |
3DMark(fps) |
WQHD解像度を想定した「Fire Strike“Extreme”」以上のテストでは、フレームレートが最高でも10fps台に留まり、さすがに厳しい印象。一方、GeForce GTX 1050 Tiがターゲットにしている、フルHD解像度を想定した「Fire Strike」では約7,000ポイントを計測。フレームレートも30fpsを上回り、ベンチマーク中のテストも滑らかに再生されていた。
続いて、テッセレーションを駆使した3Dベンチマークテスト「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」を動作させてみよう。プリセット設定はDirectX 9ベースの“Basic”と、より高負荷なDirectX 11対応の“Extreme”を選択し、計測を行っている。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0 |
Average FPSは、Basicで150fps、Extremeでも45fpsオーバーを計測。Min FPSも30fps前後を維持しており、いずれの設定でもコマ落ちが発生することはなかった。テッセレーションを駆使したゲームでも、フルHDクラスの解像度までなら良好なパフォーマンスが期待できる。