右サイドパネルはアクリルウインドウ仕様

両サイドパネルは、上下各2本のハンドスクリューで固定。さらに向かって右側はアクリルウインドウが装備されている。通常、構成パーツやLEDイルミネーションを眺めて楽しむ目的から、左側に窓が付く。ところが「P115A_BK」はマザーボードを逆さまに固定する「倒立レイアウト」を採用。マザーボードトレイは向かって左側に搭載されるため、窓は右側に装備されている。

	透明ではなく、ややブルー掛かったアクリルウインドウ付き右サイドパネル。一方マザーボードトレイ背面側の左サイドパネルは通常の密閉型を採用する

通常とは異なるリアパネルのレイアウトを確認

一般的なミドルタワーPCケースとは異なり、マザーボード倒立レイアウトを採用する「P115A_BK」。リア面の様子も通常とは違い、最上部には拡張スロットを配置。下部右側は、マザーボードのバックパネルI/O用に広くカットされている。その左手には通気孔があり、冷却ファンの増設ができるネジ穴が確認できる。

どこか物足りなさを感じるのは、電源ユニット用の搭載スペースが見当たらない点。バックパネルI/Oの下部にはAC電源ケーブル用のコネクタが設けられているのみだ

ボトムパネルデザイン

さすがに小型筐体だけに、ボディ底面のチェックも容易に行う事ができる。それほど広くないボトムパネルは、前方に防塵フィルターを装備。スライド着脱式で、メンテナンス性が考慮されている。また後方には通気孔が確認できる。そして四隅には円形のインシュレーターが備わり、設置面には滑り止め用のゴムが装着されていた。

一般的なミドルタワーPCケースにも見えるボトム面。余談ながら小型軽量だけに、検証作業も実にスムーズ。構成パーツを組み込んだ状態でも楽に移動できる
前方にはスライド着脱式防塵フィルターを装備。つまり電源ユニットは前寄りにマウントする事がうっすらと分かってきた