エルミタ的業界インタビュー Vol.30
2017.02.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
次世代GPUの影も気になるところだが、現時点まだまだ主力の「Radeon RX 400」シリーズ。昨年8月のリリースから今日まで、SAPPHIREの看板を背負うのはご存じ「NITRO+」シリーズだ。
ここで現在3万円前後で入手できるグラフィックスカードとして人気の「NITRO+ RADEON RX 480 8G OC」を借り受け、その底力を簡単に検証してみよう。
SAPPHIRE「NITRO+ RADEON RX 480 8G GDDR5 PCI-E DUAL HDMI / DVI-D / DUAL DP OC」売価税込30,000円前後(発売中) 製品情報(SAPPHIRE) |
「NITRO+ RADEON RX 480 8G OC」は、SAPPHIRE独自の高冷却オリジナルクーラー「Dual-X Cooling」を搭載するシリーズ上位モデル。長寿命コンデンサや「ブラックダイヤモンドチョーク」などの高品質コンポーネントを実装する。
なお「NITRO+」シリーズは、Radeon RX 480搭載モデルだけで3モデルをラインナップ。20,000円中盤から入手できる4GBモデル「NITRO+ RADEON RX 480 4G」に加え、2つのGDDR5 8GBモデルを用意。今回テストする「NITRO+ RADEON RX 480 8G OC」のほか、オーバークロック率を抑えた「NITRO+ RADEON RX 480 8G」も販売中だ。
カード長240mmの本体には、95mm径冷却ファン2基を搭載する「Dual-X Cooling」を実装。ヒートパイプはφ8mm×2本とφ6mm×1本の計3本で構成されている | |
裏面にはロゴがデザインされたアルミニウム製バックプレートを装着 | |
プラスドライバー1本で簡単に取り外せる「Quick Connect」ファン。支柱部分にはネジ穴のほか、接点となる金属端子が確認できる |
さらにRGB LEDイルミネーション機能「NITRO GLOW」が設定できる「LED MODE SITCH」を搭載。冷却ファンの回転数に合わせて変化する「ファンスピードモード」、GPUの温度に合わせて変化する「GPU温度モード」、発光カラーが順番に変化する「レインボーモード」、ブルーで常時点灯する「ブルーLEDモード」、好きなカラーを選択して常時点灯する「指定カラーモード」の5種類と消灯が選択できる。また統合ユーティリティ「TriXX 3.0」による制御も可能だ。
LEDイルミネーションを基板上から直接変更できる「LED MODE SWITCH」。統合ユーティリティ「TriXX 3.0」を使えばソフトウェアからも制御できる | |
ブラケット部の出力インターフェイスはDisplayPort 1.4×2、Dual-Link DVI-D×1に加え、VRデバイス接続時に便利な2系統のHDMI 2.0b×2を備える |