エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.544
2017.02.17 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「Load Optimized CPU OC Setting」に用意されているプリセットで、簡易オーバークロックに挑戦 |
続いてUEFI標準の簡易チューニング機能を使い、Core i7-7700Kのオーバークロックに挑戦していこう。今回は「OC Tweaker」タブにある「Load Optimized CPU OC Setting」の5種類のプリセットを使い、どこまでクロックを引き上げることができるか確認してみることにした。
Turbo 4.6GHz、電圧は固定で1.264V | |
Turbo 4.7GHz、電圧は固定で1.280V | |
Turbo 4.8GHz、電圧は固定で1.312V | |
Turbo 4.9GHz、電圧は固定で1.328V | |
Turbo 5.0GHz、電圧は固定で1.360V | |
CINEBENCH R15(cb) |
今回はすべてのプリセットでOSの起動はもちろん、「CINEBENCH R15」を完走させることができた。スコアも綺麗に階段状に並び、5.0GHz駆動では定格から約9%向上。サーマルスロットリングと思われる症状も発生しなかった。オーバークロック耐性はCPUによるところも大きいため、すべての環境で同様の結果を得られるわけではないが、もう少し性能を向上させたい場合には、プリセットによるオーバークロックは有効な手段となる。