エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.546
2017.02.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
サーバーグレードの高品質コンポーネントで構成された高効率デジタル電源回路。発熱を最小限に抑えることで、高負荷時でも安定動作を可能にする |
ここからは「C7Z270-CG」をパッケージから取り出し、画像による検証を進めていこう。PCの安定性を司る電源回路には、必要な電力を素早く正確に供給するデジタル電源回路を搭載。さらに統合MOSFET「Dr.MOS」や、サーバーグレードの高品質フェライトコアチョークを組み合わせることで約90%という高い電源効率を達成。ゲームやオーバークロックなど、負荷が掛かる状態でも安定動作が期待できる。
搭載するチップセットは、Intel 200シリーズの最上位Intel Z270。PCI-Express3.0は24レーンで、SATA3.0は6ポート、USBはUSB3.0×10、USB2.0×4の計14ポートを備える。もちろんCPUの倍率変更もサポートし、“K”シリーズCPUを組み合わせれば、比較的簡単にオーバークロックを行うことができる。
実測W60×D100mm(いずれも最大)のチップセットヒートシンク。表面には「SuperO」のロゴが大きくデザインされている | |
Kaby Lakeに合わせて発表されたIntel Z270。チップセットの下側には、白色LEDが4個搭載されている | |
チップセットヒートシンクは2本のネジで基板に固定。LED部分は半透明のカバーで覆われ、起動時には発光する仕組み |