エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.546
2017.02.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
2基あるM.2スロットにNVMe SSDを搭載し、RAID 0による高速ストレージの構築に挑戦 |
帯域幅32GbpsのM.2を2スロット備える「C7Z270-CG」。「Intel Rapid Storage Technology」を使えば、RAID 0による超高速ストレージや、RAID 1によるセキュアストレージ環境の構築も可能だ。そこでNVMe SSDによるRAID構築手順と、RAID 0時のパフォーマンスを簡単にチェックしていこう。なお機材の関係でSSDには、Samsung「SM951-NVMe」シリーズの128GBと256GBモデルを使用した。
読込はシーケンシャルで約1.5倍、書込はシーケンシャル、ランダムとも約2倍までスコアが上昇し、RAID 0の効果は非常に高い。高速ストレージを目指すなら、作業手順はやや煩雑になるが、本項で紹介した手順を参考にぜひ挑戦してみて欲しい。なお初期BIOS「VERSION 1.0」では、「Intel(R) Rapid Storage Technology」でNVMe SSDが認識されないバグが存在する。現在はホームページで対応BIOS「VERSION 1.0a」(ファイル名:C7Z270C7_104.zip)が配布されているので、必ずアップデートしておこう。