エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.546
2017.02.23 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
「C7Z270-CG」のUEFIには、CPU倍率やコア電圧、リミット値などの設定を一括で最適化するプリセット設定が用意されている |
続いてUEFIに用意されているプリセットを使い、Core i7-7700Kのオーバークロックに挑戦しよう。簡易的なオーバークロックでどこまでパフォーマンスを引き上げることができるのか楽しみだ。
定格状態の「CPU-Z 1.78.1」の結果。Turbo Boost機能により、4コアフルに動作する場合でも4.40GHzまでクロックが向上する | |
安定動作する最高クロック5.00GHz設定時の「CPU-Z 1.78.1」。動作クロックを引き上げるため、コア電圧も高めに設定されている | |
CINEBENCH R15(cb) |
OSの起動、CINEBENCH R15とも問題なく動作するのは5.00GHzまで。5.10GHzでは、OSの起動は問題ないものの、CINEBENCH R15のマルチコアテスト中に必ず再起動が掛かり安定動作させることができなかった。とは言え、簡易的なチューニングで定格+800MHzというのは上々の結果。「CINEBENCH R15」のスコアもシングルコアで約9%、マルチコアで約8%向上し、動画エンコードや3Dレンダリングのような重量級の作業をするときには、有効な手段になる。