エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.548

グラフィックス性能に注目。省電力APU搭載のMini-ITXマザーボード、BIOSTAR「A68N-5745」

2017.03.03 更新

文：エルミタージュ秋葉原編集部池西樹

標準的なものは一通り揃うバックパネルインターフェイス

バックパネルインターフェイスはUSB3.0×2、USB2.0×2、ギガビットLAN×1、オーディオ端子×3、PS/2×2。ディスプレイ出力はデジタル対応のHDMIに加え、近頃では珍しいアナログ対応のD-Subを標準装備。もちろん同時出力が可能なため、オンボードグラフィックスによるデュアルディスプレイ環境を構築できる。


もともとヘビーユースを想定していない省電力モデルだが、一般的なインターフェイスは一通り用意されている

搭載パーツやチップ群をまとめてチェック

外観セッションの締めくくりとして、基板上に実装された各種ICチップやコネクタ、インターフェイスをまとめてチェックしていこう。


ネットワークチップはギガビットLANに対応するRealtek「RTL8111H」で、サージ保護チップ「SUPER LAN」を搭載

オーディオコントローラRealtek「ALC887」	AMD APUに対応するPWMコントローラIntersil「ISL62771」

RS-232ドライバ・レシーバーBCD「AZ75232」	容量64Mbitのソケット式BIOS ROM Winbond「25Q64FVAIG」

I/OコントローラNuvoton「IT8772E」	ローパワークアッドアンプBCD「AS324M-G1」
	「A68N-5745」に搭載されるコンデンサは、すべて固体コンデンサ

主要コンポーネントは基板表面にまとめて配置。裏面にはICチップやコンデンサなどは一切実装されていない