エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.548
2017.03.03 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
続いて、3Dベンチマークソフトの大定番「3DMark」を使い、GPUコア性能をチェックしていこう。AMD APUが得意とするグラフィックス機能でどれだけ巻き返すことができるのか楽しみだ。なおプリセットはオンボードグラフィックということを考慮して「Sky Diver」をチョイスした。
3DMark:Sky Diver |
「3DMark:Sky Diver」では、CPU性能の影響が大きいPhysics score以外はいずれも「A68N-5745」が優勢。特にGPU性能が比較的素直にスコアに表れるGraphics scoreでは約25%、3DMarkやCombined scoreでも約20%上回り、1ランク上のパフォーマンスを発揮する。
次に、実際のゲームを想定したベンチマークとして「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク」のスコアを確認していこう。描画品質は“標準設定”を選択し、解像度は1,920×1,080ドットと1,280×720ドットの2種類で計測を行った。
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンラインベンチマーク |
「3DMark:Sky Diver」に比べるとやや差は縮まるものの、いずれの解像度でも「Celeron G3900T」より約15%高いスコアを計測。ちなみにベンチマークの評価は1,280×720ドットが“快適”、1,920×1,080ドットでも“普通”で、解像度や画質設定を調整すれば十分快適にプレイができる。