飾り気ゼロ、質実剛健な奥行き224mmの大型モデル

ここからは、編集部に届いた仮パッケージを開梱し、「MasterWatt Maker 1200 MIJ」を外観から眺めてみよう。もっともメッシュのファンガードにCooler Masterのロゴがある以外は、どこもかしこも黒一色。まさに質実剛健を地で行くボディとなっている。ただし編集部に届けられたのは、当時「日本に1台きり」という評価サンプルのため、製品化に際しては何らかの装飾が施されるのかもしれない。

なお、1000W以上のTITANIUM認証電源ともなれば、いずれも巨大なモデルばかり。本機もご多分にもれず奥行き224mmと超大型なため、組み込みの際にはクリアランスをしっかり確保する必要がある。モジュラーケーブルのことを考慮すれば、さらに7cmほどの余裕があれば完璧だろう。ちなみに重量は約2.6kg、ずしりと心地よい重さを感じることができる。

「MasterWatt Maker 1200 MIJ」の外形寸法はW150×D224×H86mm。さすがは1000W級のTITANIUM認証電源とあって、奥行き224mmの超大型サイズだ
ファンカバーのロゴ以外には装飾のない、黒一色の質実剛健ボディ。製品化に際しては、出力表くらいは貼られるだろうか
ケース背面側に加えて、ファン搭載部はすべて通気口となっている。エアフローはかなり良好のようだ
	ACコネクタは一般的な台形型の3pinで、主電源スイッチもありふれたロッカースイッチが採用されている
ケーブル仕様は、すべてを着脱式としたフルモジュラー式だ。すべてコネクタ形状が異なるため、万が一にも挿し間違えはない