エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.553
2017.03.27 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
MSI「H270 TOMAHAWK ARCTIC DETONATOR EDITION」 市場想定売価税込17,000円前後(2017年3月4日発売開始) 製品情報(MSI) |
今回取り上げる「H270 TOMAHAWK ARCTIC DETONATOR EDITION」は、“戦場を征服せよ”を標榜するカジュアルゲーマー向け「ARSENAL GAMING」シリーズに属するゲーミングマザーボード。MSIが特に重視している安定性・信頼性を重視した設計に加え、ひときわ目を引くホワイト迷彩による美しいカラーリングが認められ、このたび国内有数のプロゲーミングチーム「DeToNator」とのコラボレーションモデルに選ばれたというワケだ。
基板カラーに合わせ、メモリスロットやグラフィックスカード用のPCI-Express3.0(x16)スロットもホワイトで統一されている |
ベースとなるモデルは、Intel 200シリーズのミドルレンジIntel H270チップを採用する「H270 TOMAHAWK ARCTIC」。ネットワーク機能は低レイテンシかつCPUの負荷が少ないIntelチップをベースにした「Intel Gaming LAN」を採用。アプリケーションやゲームごとに帯域幅を設定できる「GAMING LAN MANAGER」や、落雷や静電気放電からポートを保護する「15KV anti-surge protection」に対応し、安定したネットワークゲーム環境を構築できる。
「GAMING LAN MANAGER」を使えば、アプリケーションやゲームごとに帯域幅を設定できる |
その他、メイン基板から分離した高音質オーディオ回路「Audio Boost」、マウスのDPI設定やマクロ登録が可能な「Gaming Device Port」、マクロキーやプロファイル設定ができる「Gaming Hotkey」、システムを瞬時にVR環境に最適化する「One click VR」など、充実したゲーミング機能を搭載する。
「Gaming APP」のVRスイッチを“ON”にすれば、自動的にシステムがVR環境に最適化される |
またIntel 200シリーズのミドルレンジ以上では標準装備となりつつある、デュアルM.2(Turbo M.2)スロットを備え、次世代高速ストレージ「Intel Optane Memory」やNVMe SSDによるRAID構築に対応。加えて16Gbps接続の「Lightning USB 3.1 Gen2」を備えるなど、最新インターフェイスが充実しているのも大きな魅力だ。
基板裏面の四角にはホワイトLEDを内蔵。またSteelseries認証とAMD CrossFireXの対応を謳うシルク印刷が確認できた |
さらに「ミリタリークラス5」準拠の高品質コンポーネント、メタルシールド「Steel Armor」で補強された拡張スロットやメモリスロット、正確な電力供給ができるデジタル電源回路など、ゲーミングPCに求められる機能はほぼすべて網羅されている。
「DeToNator」のロゴが中央にデザインされたパッケージ。背面には対応機能の詳細な解説が記載されている |
なお製品には「DeToNator」オリジナルのマウスパッドがもれなく付属。先着でSteelSeries製ゲーミングマウス「Rival 100」が進呈されるキャンペーンも実施されており、これからゲーミングPCを構築する人にはまさにピッタリの1枚と言えるだろう。
製品には「DeToNator」オリジナルのゲーミングマウスパッドが同梱 | |
先着でSteelSeries製ゲーミングマウス「Rival 100」が進呈されるキャンペーンも実施中だ |