エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.555

Ryzenの魅力を引き出すミドルレンジゲーミングマザー、ASRock「Fatal1ty X370 Gaming K4」

2017.03.31 更新

文：エルミタージュ秋葉原編集部池西樹

ASRock マザーボード

USB3.1 Gen.2やIntel製ギガビットLANなど、最新トレンドを網羅したリアインターフェイス


リアインターフェイスには「RYZEN」のロゴがデザインされた保護カバーを実装

専用カバーで保護されたリアインターフェイスはUSB3.1 Gen.2×2（Type-A/Type-C）、USB3.0×6、PS/2×2、ギガビットLAN×1、オーディオ端子×5、S/PDIF端子×１、HDMI×１の充実した構成。またミドルレンジ以上のモデルでは珍しくPS/2を2ポート搭載し、PS/2キーボードとマウスを同時に使用できる。


最新のトレンドを網羅したリアインターフェイス。なおHDMIポートはAPU専用のためRyzen搭載時は残念ながら使用できない
	リアインターフェイス付近はコンデンサやICチップが多いため、専用カバーでまとめて保護できるのは嬉しいところ

搭載パーツやチップ群をまとめてチェック

画像セッションのラストは、基板上に実装されているICチップやコネクタ類をまとめて紹介していこう。


ネットワークチップIntel「I211AT」

I/OコントローラNuvoton「NCT6779D」	ファンコントローラNuvoton「3943S」

リファレンスクーラーのLED（画像左）と5050 LEDストリップ用（画像右）のピンヘッダ

RGB LEDの制御をするマイクロコントローラNuvoton「N76E885」	POST状態を確認できる「Dr.DEBUG」

BIOS ROMは容量128MbitのWinbond「25Q128FWSQ」	PCIeシグナルスイッチ Texas Instruments「HD3SS3415」

RS-232C用のドライバICを搭載	外部クロックジェネレーター用と思われる空パターンも用意されていた

オーディオ回路以外のコンデンサはすべてブラック塗装のニチコン製「12Kプラチナコンデンサ」を採用

基板裏面にはCPUクーラー用のバックプレートと、USB3.1 Gen.2リドライバPericom「PI3EQX」を搭載