「X370 Gaming K4」の実動チェック開始

「X370 Gaming K4」とRyzen 7 1800Xを使い、実際にPCを構築。その挙動と気になるパフォーマンスをチェックしていこう

ここからは「X370 Gaming K4」をベースにPCを組み上げ、実動テストに移ることにしよう。CPUには最上位Ryzen 7 1800Xを用意し、セッション後半ではUEFIによる手動オーバークロックにも挑戦している。なおテスト環境の詳細については、以下の「テスト機材構成表」を参照頂きたい。

AMD謹製チューニングツール「RYZEN MASTER」で確認したところ、「X370 Gaming K4」の初期設定では全コア定格より100MHz高い3.70GHzに設定されていた
負荷がかかる状態ではおおむね3.70GHzで動作	アプリケーション起動時など、アイドル状態から負荷が掛かる瞬間に4.10GHzまでクロックが上昇することがあった
チップセット部、CPUクーラー（リファレンスモデル）、LEDストリップ（別売）などのLEDは「ASRock RGB LED」ユーティリティで変更可能

「Fatal1ty」カラーのインタラクティブUEFI

搭載される制御プログラムは、「Fatal1ty」カラーを採用するASRockおなじみの「インタラクティブUEFI」。マウスに最適化したUIを備え、Windowsと同じように操作できるため、初心者でも戸惑うことなく設定を行うことができる。またネットワーク経由で各種ドライバを入手できる「Easy Driver Installer」や、UEFIをアップデートできる「Internet Flash」などの独自機能を備えている。

マウスでも違和感なく設定できるオリジナル制御プログラム「インタラクティブUEFI」
CPUやメモリクロックのチューニングができる「OC Tweaker」タブ
CPUのクロックは1,400MHz～6,300MHzまで設定可能
CPUやチップセット、インターフェイス類の設定ができる「Advanced」タブ	「Easy Driver Installer」や「Internet Flash」などASRock独自機能が並ぶ「Tools」タブ
	「H/W Monitor」タブには、詳細な設定ができるファンコントロール機能を搭載