「GA-AB350-Gaming 3」の実動チェック開始

「GA-AB350-Gaming 3」とRyzen 7 1800Xを使いPCを構築。実際にその挙動をチェックしていこう

ここからは実際に「GA-AB350-Gaming 3」をベースにマシンを組み上げ、実際の動作を確認していこう。CPUにはRyzen 7の最上位Ryzen 7 1800Xを用意し、セッション後半では専用ユーティリティ「Easy Tune」による簡易オーバークロックにも挑戦している。なおテスト環境の詳細については、以下の「テスト機材構成表」を参照頂きたい。

Ryzen 7 1800Xの「CPU-Z 1.78.3」の結果。アイドル時は2.20GHz、マルチスレッド処理時は3.60GHzで動作する

2種類のモードを使い分けられるグラフィカル「UEFI BIOS」

「GA-AB350-Gaming 3」に実装される制御プログラムは、マウス操作に最適化されたグラフィカルなUIを備える「UEFI BIOS」。主要な情報に1画面でアクセスできるシンプルな「Easy Mode」と、従来のBIOSのような詳細な設定ができる「Classic Mode」の2種類のモードが用意され、「F2」キーでシームレスに移行できる。なお各項目や設定値はUEFIのバージョンによって異なる可能性がある。

主要な情報に1画面でアクセスできる「Easy Mode」。基本的な設定・確認ならこちらでほぼすべて行うことができる
「F2」キーを押すと詳細な設定ができる「Classic Mode」に移行する
チューニング項目が並ぶ「M.I.T.」タブ。CPUの倍率は8倍から63.75倍まで0.25倍刻みで設定できる
「Smart Fan 5」によるファンコントロール機能はUEFIからも利用できる
BIOSのバージョンやシステム日時を確認できる「System」タブ	ブートドライブやブートロゴなど、起動時の設定をする「BIOS」タブ
搭載機能やインターフェイスの設定ができる「Peripherals」タブ	「Chipset」タブにはSATAコントローラの設定がまとめられている
	電源関連の設定ができる「Power」タブ