最高3,200MHzに対応するDDR4メモリスロット

メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR4×4本で、動作クロックは最高3,200MHz、容量は64GBまで対応。またDIMMスロットには、腐食に強く伝導性のよい15μ金メッキピンを使用することで、安定性を高めている。なおAMD Ryzenが正式対応するのは、2,667MHzのデュアルチャネル動作がシングルランク2枚まで。4枚搭載時はシングルランクメモリなら2,133MHz～2,400MHz、デュアルランクメモリでは1,866MHz～2,133MHzまでとなる。

メモリスロットはCPUソケット側からDDR4_A1/_A2/_B1/_B2の並び。2枚で運用する場合はCPUから遠い_A2/_B2を使用する
メモリ用PWMコントローラUPi「uP1674P」	メモリ用の電源回路にも「デュアルスタックMOSFET」や「ニチコン製12Kプラチナコンデンサ」を搭載
UEFIに用意されているメモリクロック設定は1,866MHz～3,200MHzまでの6段階
メモリプロファイルはXMP 2.0に対応。Intel向けのオーバークロックメモリがそのまま使用できる

帯域幅32Gbps/20Gbpsの2つのM.2スロットを搭載

M.2スロットはPCI-Express3.0（x4/32Gbps）の「Ultra M.2」と、PCI-Express2.0（x4/20Gbps）のM.2の2基搭載。「Ultra M.2」はCPUソケットの直下に配置され、CPUクーラーの風を使い効率的に冷却を行うことができる。またSATA3.0（6Gbps）はチップセットの8ポートに加え、ASMedia「ASM1061」による2ポートの計10ポート。一般的な運用であれば、ストレージインターフェイスに不足を感じることはないだろう。

上段のM.2 2280スロットはPCI-Express3.0（x4）接続の「Ultra M.2」。CPUソケットの直下にあり、特にトップフロータイプならCPUクーラーの風を使いSSDを冷却できる

下段のM.2 2280スロットはPCI-Express2.0（x4）接続。帯域幅は20Gbpsだが、パフォーマンスにどの程度影響があるのかは後半のセッションで明らかにする

SATA3.0（6Gbps）はチップセットによる8ポートとASMedia「ASM1061」による2ポートを搭載