エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.564
2017.05.08 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
「Trident 3」の概要を押さえたところで、ここからは評価サンプルを箱から取り出し、外観の確認から開始しよう。
外形寸法W205×D340×H428mmの本体は、傾斜のついたパネルを組み合わせた独特なフォルム。トップパネルやボトム、両サイドパネルの各所に大小の通風孔を備え、ヘアライン調パネルには、ドラゴンエンブレムがあしらわれている。
ブラックを基調としたパッケージは実測W440×D165×H310mm。裏面ではインターフェイス類も確認できる | |
販売時には茶箱に納められている。付属品を含めた総重量は6.09kgで、持ち帰りは可能なレベル |
さらに縦置き時でトップ部、横置き時で左サイドのエッジ部には、「Trident」を象徴する三つ叉のホコをイメージした、RGBイルミネーション機能を実装。「Mystic Light」により、1,680万色のマルチカラーと好みの発光パターンが設定できる。
「MSI Gaming Center」内に用意されている「Mystic Light」。マウス操作で簡単にカラーや発光パターンが設定できる |
続いて、インターフェイス類を確認しよう。唯一、通風孔が設けられていないフロント側には、USB 3.1 Gen 1 Type Cをはじめ、スマートフォンやタブレットの急速充電に対応するUSB 3.1 Gen 1 Type Aを2ポート搭載。さらにセールスポイントでもある、VRデバイスを簡単に接続できるHDMI(VR Link out)が用意されているのが特徴だ。
フロント下部に並ぶ各種アクセスポート類 |
排気口が集中するリア側には、グラフィックスカードのインターフェイスとしてDisplayPort、HDMI、DVI-Dの3系統。さらにUSB 3.1 Gen 1 Type Aや4ポートのUSB 2.0、HDMI出力、DC-INのほかHDMI×1(VR Link in)を備える。フロント側のHDMI(VR Link out)にVRデバイスを接続する場合には、グラフィックスカードのHDMIと横のHDMI×1(VR Link in)を、付属の短いHDMIケーブルで接続する必要がある。