エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.564
2017.05.08 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
次に本体カバーを外して、内部構造を確認しよう。まずはCPUやメモリ、グラフィックスカードが搭載されているメインエリアから。マザーボードはMini-ITXサイズながら、拡張スロットや各デバイスの位置などから「Trident 3」専用設計であることは明らか。さらに特徴的なのは、CPU側とグラフィックスカード側のエアフローを分離する「Silent Storm Cooling」機構を備えているところだろう。
CPUとは仕切り板を挟んで反対側のエリアにある、グラフィックスカードをチェックしよう。標準搭載されるGeForce GTX 1060は、2スロット厚のオリジナルVGAクーラー搭載モデル。発売に先立ち3月に行われた製品発表会では、単体で販売されている「GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC」が搭載されていた。しかし製品版ではドラゴンエンブレムデザインの専用モデルになっている。
続いて底面パネルを取り外す。こちらはHDDやSSDが搭載されているストレージエリアだ。標準搭載されているのは、KingstonのSATA3.0(6Gbps)SSD「RBU-SNS8152S3256GG5」。HDDにはHGSTの2.5インチ「HTS721010A9E630」が搭載されていた。