エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.564
2017.05.08 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
ここまで「Trident 3」のパーツ構成をじっくり見てきた。次は評価機を実際に動作させ、各種ベンチマークテストによりパフォーマンスや冷却性能等を検証していく。
「CPU-Z 1.79.0」で4コア8スレッドのCore i7-7700(Kaby Lake)を確認。マザーボードの型番は「MS-B9061」という専用モデルだ | |
メモリは標準構成のDDR4 SO-DIMM 16GB(8GB×2枚)。メーカーはKingston。クロックはDDR4-2400MHzで動作している | |
主要スペックをデバイスマネージャーでも確認 |
まずは、定番のCGレンダリングソフト「CINEBEHCN R15」で、標準搭載のCPU、Core i7-7700の実力を確認してみよう。
CINEBENCH R15(cb) |
4コア8スレッドCPU Core i7-7700のパワフルな性能がしっかり出た計測結果だ。シングルコアの数値は180、マルチコアの数値は880を記録し、Hyper-Threadingによる8スレッドの効果も確認。重量級PCゲームでも十分なパフォーマンスを発揮してくれるだろう。
次に「CrystalDiskMark 5.2.1」で、Kingston製SATA3.0(6Gbps)SSD「RBU-SNS8152S3256GG5」のデータサイズによるパフォーマンスを確認していく。データサイズは1GiB~4GiBまで、2つのプリセットで測定を行った。
【1GiB】 | 【4GiB】 |
シーケンシャルアクセスは読込最高559.5MB/sec、書込最高333.1MB/secで、SATA3.0(6Gbps)SSDとしては及第点レベルといったところ。インターフェイスはPCI-Express3.0(x4)に対応しているため、帯域幅のメリットを最大限に発揮させたい場合は、NVMe SSDを用意したい。