エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.564
2017.05.08 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」による計測を実施する。プリセットはAPIにDirectX 12を使用する「Time Spy」と「Fire Strike」の2種類を使用した。
3DMark |
3Dゲームでのパフォーマンスが問われるテストだけに要注目。標準の「Fire Strike」では総合スコアが10,000オーバー、Graphics Scoreでは約13,000をマークするなど、ゲーミングPCとしてはまずまずのパフォーマンス。高性能PC向けを謳う「Time Spy」では、フレームレートも30FPS近くを計測し、DirectX 12環境における動作を想定した場合も十分な性能が期待できる。
次にテストを行ったのは、同じく3Dベンチマーク「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」だ。テスト設定はDirectX 9ベースの“Basic”と、DirectX 11に対応する“Extreme”の2種類を選択している。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0(fps) |
DirectX 9ベースの「Basic」では、Average FPSが222.7FPS、MaxFPSでは369.8FPSを記録するなど、期待通りの結果。一方DirectX 11ベースの「Extreme」でも、Average FPSが82.8FPS、MaxFPSでも186FPSを記録。デモ中も非常に滑らかな動きでコマ落ちも無く、いずれもパフォーマンスに問題はない。
次に「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」のスコアを確認していこう。APIは当然ながら「DirectX 11」で、描画品質は“最高品質”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドットで計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
フルHD環境においては、“非常に快適”の7,000を圧倒的に上回る12,446を計測。WQHD(2,560×1,440ドット)においても“非常に快適”をクリアする7,676を記録した。4K解像度でなければ、高画質環境でゲームに集中できるはずだ。