「Storm Metaphor H270 LTD」のパフォーマンスをチェック

ここまでパーツ構成、さらにカスタマイズ項目の詳細を確認した。次に評価機を実際に動作させ、各種ベンチマークテストによりパフォーマンスや冷却性能等を検証していく。カスタマイズは自在だが、まずはベースモデルのポテンシャルを知っておこう。

「CPU-Z 1.78.3」でプロセッサを確認。4コア4スレッドを実現するKaby LakeコアのCPU Core i5-7600を搭載。マザーボードにはIntel H270 Express搭載のASRock「H270 Pro4」を採用する
メモリはCrucial製の4GBモジュールを2枚搭載する8GB構成。動作クロックはDDR4-2133MHz、電圧1.2V駆動だ
GPU-Z 1.18.0の結果。搭載するグラフィックスカードは、InnoVISION製のGeForce GTX 1060搭載モデル。クロックはリファレンス仕様で動作している
主要スペックをデバイスマネージャーでも確認。Core i5-7600の4スレッドやグラフィックスカードのGeForce GTX 1060、SSDのSamsung「SSD 750 EVO」がしっかり認識されている

ベンチマークテスト：CINEBENCH R15

まずは、定番のCGレンダリングソフトである「CINEBEHCN R15」により、Core i5-7600の実力を確認しておこう。

CINEBENCH R15（cb）

Core i5-7600は、4コア4スレッドのミドルレンジクラス。その性能はしっかり結果に反映されている。シングルコアの数値は177、マルチコアの数値は642を記録。よりパフォーマンスを求めるなら、上位のCore i7を選択することもできるが、Core i5-7600でもPCゲームはもちろん、さまざまな用途で相応の力を発揮してくれるだろう。