エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.566
2017.05.12 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」による計測を実施する。プリセットはAPIにDirectX 12を使用する「Time Spy」の他、「Fire Strike“Extreme”」「Fire Strike」の3種類を使用した。
3DMark |
3Dゲームでのパフォーマンスが問われる要注目のテストだが、標準の「Fire Strike」では総合スコアが11,023、Graphics Scoreでは12,880オーバーを記録。「Extreme」では、総合スコアが約5,500をマーク。高性能PC向けを謳う「Time Spy」でも約4,000オーバーを計測した。DirectX 12環境における動作を想定した場合も、十分な挙動が期待できる。
次にテストを行ったのは、同じく3Dベンチマーク「Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0」だ。テスト設定はDirectX 9ベースの“Basic”と、DirectX 11に対応する“Extreme”の2種類を選択している。
Unigine Heaven DX11 Benchmark 4.0(fps) |
DirectX 9ベースの「Basic」では、Average FPSが238.7FPS、MaxFPSでは408.9FPSを記録するなど、期待通りの結果。一方DirectX 11ベースの「Extreme」でも、Average FPSが81.8FPS、MaxFPSでも185.5FPSを記録。GeForce GTX 1060搭載モデルとしては納得のスコアだ。
続いて「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」のスコアを確認していこう。APIは当然ながら「DirectX 11」で、描画品質は“最高品質”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットで計測を行った。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |
スコアが11,000を超えるフルHD(1,920×1,080ドット)はもちろん、WQHD(2,560×1,440ドット)でも“非常に快適”を満たす7,000をクリアする優秀なスコア。4K(3,840×2,160ドット)の超高解像度・高画質環境でも“快適”をクリアする3,698を記録した。