エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.569
2017.05.20 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ここからは、いよいよ「Revolution DUO」を実際にシステムに組み込んでの実動テストに移ろう。テストにあたっては、CPUにKaby Lake世代のハイエンドCPU Core i7-7700、グラフィックスカードはGIGABYTEのGeForce GTX 1080 Ti搭載モデル「AORUS GeForce GTX 1080 Ti 11G」(型番:GV-N108TAORUS-11GD)を用意。各種ストレステストやベンチマークテストを用いて検証を行った。なお、その他の環境については下記の表を参照のこと。
まず初めにチョイスしたのは、定番のストレステスト「OCCT 4.4.2:PowerSupplyTest」。CPUとGPUの両方に最高レベルの負荷をかける「PowerSupplyTest」を30分間動作させ、その際の電圧変動の様子を確かめてみよう。なお、テスト中の消費電力は最大440Wに達し、700Wモデルとしては十分な負荷がかかっていた。
「OCCT 4.4.2:PowerSupplyTest」による各電圧の変化 | |
「OCCT 4.4.2:PowerSupplyTest」による各電圧の最大/最小/平均値 |
波形はフラットそのもので、いずれの電圧値も定格を割るシーンは一切なかった。CPUやグラフィックス、ストレージに電源を供給する+12V系統の場合も、最大・最小値の差はわずか0.096Vと微小だ。+5V/+3.3Vも同様の傾向で、最高レベルの負荷環境でも一貫した出力を維持できている。