エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.570
2017.05.22 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
「301」セールスポイントのひとつとして、左サイドパネルの強化ガラスが挙げられる。カラーはスモーク掛かったグレーで、内部に組み込まれた流行のRGB LEDイルミネーションを楽しむことができる。パネル自体の着脱は、In Winロゴがあしらわれた中央上部のプッシュボタンによる、ツールフリー仕様。頻繁に開け閉めするユーザーには便利な装備となるだろう。
一方、右サイドパネルはスチール製。兄貴分「303」にも装備されている、ヘキサゴンデザインの通気孔が最大の特徴。見栄えも重視するあたりはいかにもIn Winらしい。
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3mm厚強化ガラス製左サイドパネル。下部を引っ掛け、上部中央のプッシュボタンでツールフリー着脱に対応。なお強化ガラスのみのサイズは実測で幅約345mm、高さは約297mmだった |
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右サイドパネルはスチール製。フロント寄り縦列には「303」と同じ通気孔が設けられている。なおシャーシへの固定は、パネル面上部の左右にある脱落しないハンドスクリューを使用 |
本体裏手に回り、リアパネルのデザインをチェックしてみよう。最上段の広い開口部は、ATX規格の電源ユニット搭載スペース。中段右手は120mm口径ファンの増設スペース、その左手はマザーボードのバックパネルになる。そして最下段は拡張スロットだ。
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リアパネルを見る事で、電源ユニットはトップマウント、マザーボードは一般的な直立設置である事が分かる |
構成パーツを組み込む前の身軽なうちに、ボトム部を見ておこう。前後には横方向にプラスチック製の台座が設けられている。底面の四隅には滑り止めを防止する四角形のラバーが装着済み。台座に挟まれたボトム面にはハニカム状の通気孔があり、ホコリの侵入を防止する大判の防塵フィルターが装備されていた。
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四隅の滑り止めラバーは実測で約10×17mm。左側面方向にスライド着脱できる防塵フィルターは実測で約160×273mmだった |