エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.572
2017.06.02 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕 / 池西 樹
ここからは、Fractal Design「Celsius S24」の冷却機器としての実力をストレステストで検証していこう。
CPUにはKaby Lake世代のフラッグシップCore i7-7700Kを使用。動作クロックは定格に加え、付属のユーティリティで4.70GHzまでオーバークロックした状態でも計測を実施。またファンの制御は「AUTOモード」(以下「AUTO」)と「PWMモード」(以下「PWM」)の2種類で測定を行った。
なおストレスツールは「OCCT 4.5.0」、温度と冷却ファンの回転数計測には「HWMonitor 1.31」をそれぞれ使用。アイドル時は起動直後10分間放置したときの数値、高負荷時は「OCCT 4.5.0」動作後30分を経過した時点の数値を採用している。
マザーボード付属のユーティリティ「EasyTune」で、4.70GHzにオーバークロックした状態でも計測を実施 | |
定格時(左)とオーバークロック時(右)の「CPU-Z 1.79.0」の結果。4.70GHz時はコア電圧も引き上げられている | |
CPUの温度はコアごとに温度にばらつきがあるため、今回は「HWMonitor 1.31」の「Package」の数値を採用した |