エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.575
2017.06.14 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
「RX580 IceQX2 OC 8GB」の外観をくまなくチェックしたところで、ここからは各種ベンチマークテストでパフォーマンスを検証していく。テストにあたっては、CPUにKaby LakeプラットフォームのハイエンドCPU Core i7-7700、マザーボードにASRock「Z270Extreme4」を使用している。その他の環境については、下記の表を参照のこと。
まず最初のベンチマークテストには、3Dベンチの定番ソフト「3DMark」をチョイス。計測プリセットは、「Fire Strike」と「Fire Strike“Extreme”」、「Fire Strike“Ultra”」、さらにDirectX 12に対応する「Time Spy」を実行することにした。
3DMark |
フルHD環境の「Fire Strike」では、総合スコア10,000オーバー(Graphicsは14,000超え)でフレームレート60FPS以上と、まったく申し分ない。WQHD解像度(2,560×1,440ドット)の「Fire Strike“Extreme”」と「Time Spy」でも30FPS前後をマークし、健闘している。さすがに4K環境を想定した最大負荷の「Fire Strike“Ultra”」ではフレームレート15FPS前後に落ち込んでいるが、アッパーミドルクラスのGPUとしては十分な働きだ。