前モデルからやや小型化、コーティングも一新された外観をチェック

「Kone Pure」の遺伝子を継承、さらに発展させた「Kone Pure Owl-Eye」。まずは外観から眺めていこう

一見すると「Kone Pure」のデザインを丸ごと継承したように見える「Kone Pure Owl-Eye」。外形寸法はW70×D118×H39mmで、並べてみると実は全長がわずかに短縮され、全高もやや低くなっていることに気付くハズだ。ただし形状的な変更はそのくらいで、豊富なバリエーションを生み出した「Kone Pure」の基本デザインはそのまま。既存モデルの愛好家なら、違和感なく馴染めるだろう。

なお、インタビューで担当者が言及していた通り、ボディコーティングのアプローチが変更されている。汗をかいた際に蒸れる、経年劣化で剥がれる場合があるといった、ユーザーの声を反映。新たに高耐久かつ高グリップ仕様な「ProGripコーティング」が採用された。

サイドボタンを左側に配置した、右手用の軽量ゲーミングマウス。外形寸法はW70×D118×H39mmだ
良好なグリップ感は、前モデルも高評価を受けたポイント。左側面には、親指を配置する絶妙な凹みが設けられている
	前後にしっかりと分割されたサイドボタン。押し分けが容易で、押し間違いによる“誤爆”はまずなさそう。ちなみに新モデルでは、サイドボタン横に「PURE」の文字が追加されている
右側面に向けて、なだらかに斜面を構築。左右クリックボタンに凹凸はなく、好みの位置に指を配置できる
薬指ないし小指を配置する右側面は、なだらかに抉れた形状に。この部分の指の引っ掛かりに関しては、手のひらの大きさにも左右されそうだ
	従来より精度が強化されたという「2Dチタンホイール」。大型の上位版が備える「4D」タイプとは異なり、チルトには非対応だ
ロゴマーク部分には、LEDイルミネーションを内蔵。ソフトウェア上から1,680万色のRGBカラーを設定できる
新モデルのキーワードでもある、最大12,000dpiの光学式センサー「Owl-Eye」を内蔵。ちなみに限りなく軽量なデザインが身上のため、そもそもウェイト調節機能は搭載されていない
	しっかり芯が通った感じの繊維コーティングケーブル。接続インターフェイスはUSB2.0で、ケーブル長は約1.8mだ