小型・軽量のコンセプトをさらに発展させた最新作「Kone Pure Owl-Eye」

ROCCAT STUDIOS「Kone Pure Owl-Eye」　実勢売価税込8,800円前後 製品情報（ROCCAT STUDIOS）

ROCCATも大いに自信を持っている「Kone Pure Owl-Eye」、まずはスペックや概要から理解を深めていこう。2013年に発売され、日本でもスマッシュヒットを飛ばした「Kone Pure」シリーズの最新作。アジア向けに評判の良かった小型・軽量デザインをさらに突き詰め、重量はわずか88g（「Kone Pure」は90g）に抑えられた。

さらにセンサーが刷新され、大型の上位モデル「Kone EMP」と同等かつ製品名の由来にもなっている新型センサー「Owl-Eye」（PixArt 3361）を搭載。これはPixArt Imaging製の光学式センサー「PixArt 3360」をベースにROCCATがチューニングを施したもので、特に400～3,000dpiでの精度と応答性が高められているという。その一方で最大解像度は12,000dpiに向上。マルチディスプレイ環境など、ゲーミングシーンに限定されないシチュエーションでの使い勝手もアップした。

「Kone Pure」シリーズ最新作として登場した、「Kone Pure Owl-Eye」のパッケージ。ブルーを基調としたお馴染みのデザインで、付属品はクイックガイドとステッカーのみ

そのほかの基本スペックは、フレームレート12,000fps、最大トラッキング速度250IPS、最大加速度50Gといったところ。解像度に合わせ、順当にトラッキング速度と加速度も向上（「Kone Pure」は150IPS+30G）している。レポートレートは最大1,000Hzだ。データ転送32bitのARM Cortex-M0プロセッサ（50MHz）、512KBのオンボードメモリも内蔵。まさに「Kone Pure」の正統後継モデルと言っていい。

マウスボタンは、5,000万回耐久のオムロン製スイッチを採用した左右クリックボタンを含め、全7ボタンを実装。1ボタンに2つの機能を割り当てる、独自機能の「Easy-Shift[+]」にも対応する。また、ロゴマーク部分には、「Kone Pure」にはなかった1,680万色対応の「RGBトゥルーカラーイルミネーション」が新たに内蔵された。