デュアルギガビットLANや無線LAN、Type-Cも備えた豊富すぎるバックパネルI/O

バックパネルインターフェイスは、ネットワーク機能を中心にかなりの充実ぶり。ゲーマー向けギガビットLANのKiller E2500と無線LAN Killer Wireless-AC 1535からなる「Killer DoubleShot Pro」を備えるほか、IntelチップのギガビットLANも装備。USBは合計9ポートを並べ、USB3.1 Type-C（Gen2）×1、USB3.1（Gen2）×4、USB3.1（Gen1）×4を搭載する。なお、一部のUSB3.0ポートは「USB DAC-UP 2」に対応しており、ヘッドセットなどオーディオ機器の接続に適している。

およそ必要なインターフェイスが全部揃ったバックパネル。Killer+IntelのデュアルギガビットLANを備えるほか、USB3.1（Gen2）は4ポート、USB3.1（Gen2）対応のType-Cポートも実装。レガシーポートのPS/2も搭載している
Killer Wireless-AC 1535の無線LANモジュールを標準装備。バックパネルインターフェイスのスキマに実装されている
バックパネルインターフェイスのトップと電源用ヒートシンクを覆うカバー。LEDモジュールが内蔵されている
オーディオ回路側のカバーと、バックパネル自体にもLEDモジュールが内蔵されていることが分かる

チップ・コネクタ類をまとめてチェック

それでは外観セッションの締めくくりとして、基板上に実装された各種ICチップやコネクタをまとめてチェックしていこう。

ギガビットLANのコントローラは、Killer E2500とIntel i219vを実装している
フロントパネル用のUSB3.1 Type-Cヘッダ	ASMedia製のUSB 3.1 Gen2コントローラ「ASM3142」。2つのPCIe3.0レーンを使用し、最大16Gbpsの転送幅を実現している
USB3.1 Gen2コントローラASMedia「ASM1142」	RealtekのUSB3.1コントローラ「RTS5423」
Realtek製USB3.0コントローラ「RTS5411」	ITE製ファンコントローラ「IT8795E」
RGB LED制御に使用される、ITE製「IT8295FN-56A」	ファンコネクタと並んで実装されている、RGBストリップ用のピンヘッダ。5V/12Vモデルに両対応している
基板右側には、BIOSチップと切り替えスイッチを実装。付属の「G-Connector」で簡単接続できる、フロントパネル用のピンヘッダも並んでいる	右上の方に実装されている、水冷ポンプ用のピンヘッダ。基板上には、流量インジケータ用のピンヘッダも備えている
PCI-Express3.0ブリッジチップASMedia「ASM1480」
バックプレートに保護されている基板裏面にも、電源レギュレータなど複数のチップが実装されていた
デバッグコード（POSTコード）を表示するLED。表示される数値の詳細はマニュアルで確認できる
	フロントパネルに接続することなく、電源をON/OFFできるPowerスイッチとResetスイッチ。動作モードを切り替えるOC/ECOスイッチと一緒に、ボトム側に実装されている