エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.583
2017.07.20 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
外側から機能をチェックしたところで、早速「X299 AORUS Gaming 9」ベースのマシンを組み上げ、動作させてみよう |
さて、ここからは「X299 AORUS Gaming 9」をベースにLGA2066プラットフォームのマシンを構築し、挨拶代わりに動作を確認してみよう。CPUには、「Skylake-X」こと10コア20スレッド対応モデルのCore i9-7900X(3.3GHz/TB時4.3GHz/キャッシュ13.75MB/TDP140W)を用意した。なお、その他の環境については、下記の表を参照のこと。
用意したCPUがES品のためか、うまく認識できず表記がバグっている。ただし、コア数はきちんと10コア20スレッドが認識されているようだ | |
動作クロックは、概ね2.4~2.8GHz程度で推移していた。なお、アイドル時には1GHz未満までクロックが低下している | |
CINEBENCH R15(cb) |
ベンチマークテストの「CINEBENCH R15」での挙動は、現状でスペック通りのパフォーマンスが確認できないことから、マルチコアスコアも1500ほどと残念な数値になっている。「X299 AORUS Gaming 9」は豊富なオーバークロックのマージンを備えたモデルのため、ぜひ製品版CPUではそのポテンシャルを試してみたいところだ。
ちなみに消費電力は、アイドル時は132W程度で、ベンチマーク中は230Wほど。「Core X」シリーズは従来より大食いになっているため、電源ユニットも余裕のあるモデルを選びたい。