エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.586
2017.07.27 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
最終セッションでは、In Win「101」に構成パーツを組み込み、PCを完成させる。マニュアルでは分からないことや、実際に組み込みを行うことで気付くこと、搭載後の周辺クリアランスなど、より実践的な目線で「101」の細部を解説して行きたい。なお組み込みの手順については、必ずしもマニュアルに準拠していない。本稿通りに進めると作業がし辛い点もあるだろう。予めお断りしておく。
まずはPCを構成する最重要パーツである、マザーボードを搭載してみよう。搭載テストに用意したのは、ASUS「PRIME Z270-A」。基板サイズはATX準拠の305×244mmで、「101」が搭載できる最大規格サイズという事になる。
一般的なPCケース同様、搭載にはスタンドオフと呼ばれるネジを、マザーボード所定箇所に固定。このモデルのスタンドオフは内径がインチなので、付属の「六角ネジ」でネジ留めしていく。
ATX規格(305×244mm)の「PRIME Z270-A」をマザーボードトレイに固定。余談ながら、検証にホワイトを選択したため、白黒の”パンダ”がよく似合っている | |
上部に電源ユニット用のスペースが割かれているため、基板上下方向のスペースはほぼ無し。決められた場所にスッポリと収まるイメージで、マザーボードは搭載される |
マザーボードを搭載したところで、CPUクーラーの有効スペースを計測してみる。例によってサイドパネルとほぼ同じラインとCPUまでの距離を測ったところ、160mm強といったところ。メーカー公称値と違わず、スペースは確保できている。
公称160mmとありながら疑い深く計測してみると、当然ながら大きな相違はなし。選択肢は幅広く、好みのサイドフロー型CPUクーラーがチョイスできるはず |