エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.586
2017.07.27 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
次にCPUクーラーを搭載してみよう。おさらいすると、有効スペースは高さ160mmまで。大型ハイエンド志向のサイドフロー型CPUクーラーを除けば、たいていのモデルは搭載できるだろう。
搭載テストにはCooler Master「Hyper 212 EVO」をチョイス | |
「Hyper 212 EVO」の全高は有効スペースギリギリの158.5mm。強化ガラス製サイドパネルを装着したところ、ヒートパイプの突起部に干渉せる収める事ができた |
CPUクーラーを搭載したところで、マザーボードトレイ背面に回り、CPUクーラーメンテナンスホールの様子を見ておこう。「Hyper 212 EVO」はバックプレートを使うネジ留め式だが、カットアウトから全てが露出しており、全く問題はなかった。
CPUクーラーメンテナンスホールは、実測で幅約145mm、高さは約140mm(それぞれ最大部)。開口部は決して大きくないものの、バックプレートがマザーボードトレイに被るという事はない |
次にグラフィックスカードを搭載してみよう。有効スペースは公称421mm。ただしこれには注意書きがあり、マザーボード右横に位置する、冷却ファン増設スペースにラジエターを搭載した場合、有効スペースは305mmとされる。このように構成によりスペースを取り合うケースはよくあること。パーツをチョイスする段階で、これらを頭に入れておけば、トラブルは未然に回避できる。導入前の”脳内自作”は重要で、怪しげな点があれば、事前に情報を集めておこう。