メーカー謹製ツール徹底解説 Vol.1
2017.08.14 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
新CPU登場によるマイクロコードの追加やマイナーバグの改善など、PCの自作をしているとUEFIのアップデートを行う機会は何かと多い。そんなときに重宝するのが、OS上からUEFIを更新できる「@BIOS」だ。アップデートの方法は「Update from Server」から最新ROMをチェックするサーバーを、もしくは「Update from File」からダウンロード済みのROMファイルを選択するだけ。実行前にはアップデートするROMファイルのマザーボード型番が表示されるため、間違ったデータを書き込む心配もない。また起動時に表示されるロゴを好みの画像に変更できる「Face Wizard」機能も実装されている。
「@BIOS」を起動すると現在のUEFIバージョンなどを確認できる「Bios Information」が起動する |
「Update from Server」では、サーバーを指定してUEFI ROMを検索できる。より新しいUEFIが存在していればアップデートも可能だ |
ダウンロードしたROMファイルを使いアップデートする場合は「Update from File」を選択する |
UEFIはバージョンによって設定内容が変更されることがあるため、アップデートする際には「Save to File」で現在のUEFIを保存しておこう |
ブート時のロゴを変更できる「Face Wizard」。画像ファイルを選択し、「次へ」ボタンを押すだけなので、初心者でも戸惑うことはないだろう |
実際にロゴを変更したところ。使用中の画像ファイルをバックアップしておけば、簡単に元の状態に戻すことができる |