エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.594
2017.08.31 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
大まかに概要を掴んだところで、カスタマイズが施された評価サンプルを箱から取り出し、詳細をチェックしていこう。
静音性能を実現するにあたり選択されたPCケースは、以前詳細検証をお届けしたAntec「P100」だ。発売から実に3年以上を経てもコンスタントに売れ続けている、Antecの看板モデル。前面からの音漏れを防ぐ密閉型フロントドアや、肉厚で重厚な二層構造パネルを採用するなど、静音マシンのベースに相応しい名機と言えるだろう。
フロントからの音漏れを防ぐ270°開閉ダブルヒンジ式フロントドアはフルオープン時、左サイドパネルに密着できる角度まで開放可能。内側には吸音シートが貼り付けられている |
Antec「Performance One」シリーズ伝統のフラットデザインのフロントドア。固定はマグネット式で開閉も容易だ |
フロントアクセスポートには、USB3.0×2、USB2.0×2、音声入出力、電源・リセットスイッチが並ぶ | 右下にはサイコムロゴプレート、左下にはCore i7のロゴシールが貼られている |
リアパネルを確認。バックパネルI/O開口部の右には120mm口径ファン「NF-S12A ULN」を装備 |
重量感のあるサイドパネルは、内側に3mm厚のスポンジを貼り合わせた二層構造の吸音シートを装備。筐体内の動作音をしっかりと封じ込める |
トップパネルには通気孔が設けられているため、冷却ファンの増設も可能。静音重視の標準スタイルでは二層構造の遮音パネルで封印されている | ボトム面のリア部には電源ユニット用通気孔と、スライド式で脱着できる防塵フィルタを装備 |