エルミタ的「編集部で使ってみた」番外編
2017.10.02 更新
文:360度カメラライター 西條 結城
Astrobot Kitの電源をオンにすることで、アプリと通信ができるようになる。
感心するのは通信機能の出来の良さで、接続の構成まで把握できるようになっている。例えば、正しく通信ができていない部品があれば、警告を出してくれるといった具合。そして接続を確認できれば、ラジコンのようにアプリから自由に操作ができるようになる。
接続が完了しテストで動作させたところ、タイヤにケーブルが巻き込まれてしまった |
パーマセルテープを使いケーブルが干渉しないようにまとめる |
いよいよ完成。ロボットは、なかなか大きく十分な迫力がある |
接続したスマートフォンから、ラジコンさながら自由に操作ができる |
アプリには簡単なプログラム画面も用意されており、ドラック&ドロップで簡易にプログラムを構築できる。「サーボを360°回転させる」「移動先~間~ミリ秒」「前に進む」など、動作はこれらを組み合わせればいい。
簡単なプログラム画面も用意されており、ドラック&ドロップで簡易にプログラムを構築できる |
とは言うものの、”簡易プログラム”をいいことに、適当に作ってみたところで動作しなかった・・・。 どうやら簡易プログラムはある程度のチュートリアルを学ぶ必要がある。付属の赤外線センサーも合わせることで、それなりに高度な動きを実現できるだろう。時間の関係もあり、今回は著者がギブアップだった・・・。
そんな苦労も知らず、完成したロボットに子供は大喜び。簡易プログラムには録音機能があり、音声(歌)を録音して、ロボットに再生させたいと言う。すでに作業を始めてから半日以上(途中にお昼寝を含む)。「来週にしよう」と言い聞かせ、やっと終了した。