エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.603
2017.10.05 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
続いては、大型メカニカルキーボード「Alloy Elite」の外観を様々な角度から眺めてみたい。外形寸法はW444×D226.8×H36.3mmで、重量はなんと1,467g。約1.5mm厚のスチールフレームを採用しているためで、これならどんなハードパンチャーの打鍵でも動揺することはなさそうだ。
また、信頼性の指標にもなるケーブルについては、直径8mmにも及ぶ布巻きケーブルを贅沢に使用。コネクタは、キーボードとUSBパススルーポート用に二股に分かれている。
「Alloy Elite」をパッケージから取り出し、外観からチェックしていく。フルサイズ・フルピッチ・フルハイトのキーボードで、手前に装着できるパームレストも同梱された大型モデルだ |
実測で約1.5mmのスチールフレームを天板に採用。そのフレームに直接スイッチをマウントする、流行の“フローティングデザイン”が採用されている |
キースイッチは、信頼性と実績が高く評価されているCherry MXスイッチを採用。レビュー用に借り受けたのは、荷重45gの軽量リニアスイッチである赤軸だ |
全キーに赤色LEDのバックライトを内蔵。上部の独立キーとの間には、18灯のLEDを埋め込んだライトバーが走っている |
ライトバーを挟んで、左上に輝度調節ボタン・イルミネーション切り替えボタン・ゲームモードボタンを実装。右上には、メディアコントロールボタンとボリューム調節用のダイヤル(ボリュームホイール)を備えている |
ライトバーを備えるため、奥行きはやや長め。パームレストを装着すれば、さらにスペースが必要になる |
「Alloy Elite」の背面をチェック。ケーブルについては賛否両論ありそうだが、キーボードとしては最大級に極太なケーブルは、むしろ信頼性の面でメリットになる |
マウスやヘッドセットなどのUSB機器を接続できる、パススルーポートを装備。なおコネクタは、キーボードとパススルーポート用の2つが枝分かれしている |
裏返してみる。四隅にグリップを高めるソールを備え、奥側にはチルトスタンド2基が搭載されている |
チルトスタンドにもゴム足を装備。おそらくスタンドを立てるユーザーがほとんどと思われるが、これにより13mmほど全高が増し、傾斜をつけて入力できる |