クアッドチャネルに対応する4本のDDR4-SODIMMスロット

メモリにノートPCやコンパクトPC向けDDR4-SODIMMを採用する「X299E-ITX/ac」。メモリスロットは4基で、4系統の帯域幅をまとめるクアッドチャネルに対応する。またモジュールあたり16GB、最大64GBまで搭載でき、LGA1151のハイエンドモデルに匹敵する大容量メモリ環境を構築できるようになった。

CPUソケットを挟むように各2本、計4本のDDR4-SODIMMメモリスロットを搭載。メモリクロックは4,000MHzまで対応する

メモリ用の電源回路にも「Super Alloy」準拠の高品質コンポーネントを採用

UEFIには、1,200MHzから4,400MHzまでのメモリクロック設定が用意されている

ハイエンドVGAも安心のメタル補強スロット「PCI-E Steel Slot」

グラフィックスカード専用となるPCI-Express3.0（x16）スロットは、周囲をメタルシールドで補強した「PCI-E Steel Slot」を採用。大型クーラーを搭載するハイエンドグラフィックスカードでも安全に運用できる。またバックパネルインターフェイス部にはワイヤレスカード用のM.2スロット×1を実装。標準で2T2Rのデュアルバンド対応無線LAN＆Bluetoothコンボカードが実装され、ワイヤレスでも高速なネットワークを利用できる

GPU機能を搭載しないCore Xシリーズでは、グラフィックスカード専用となるPCI-Express3.0（x16）スロット。コンタクトピンには腐食に強い「15μ Gold Contact」を採用する

リアインターフェイス部にはIEEE 802.11ac＆Bluetoothコンボカードを標準装備。ワイヤレスでも867Mbpsの高速通信に対応する

垂直M.2スロットに搭載されたコンボカードは2本のネジで基板に固定。またスペースを活用するため、CMOS用のボタン電池が貼り付けられていた