エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.607
2017.10.28 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
バックパネルインターフェイスには、物理的な破損や静電気から各種インターフェイスやICチップを守る「I/O Armor」を搭載 |
バックパネルインターフェイスは、IntelチップによるデュアルギガビットLAN、垂直M.2スロットに実装されたIEEE 802.11ac無線LANの他、USB3.1 Gen.2×2(Type-A/Type-C)、USB3.1 Gen.1×4、PS/2×1、オーディオ端子×5、光オーディオ端子×1、HDMI×1、DisplayPort×1を実装。なおUSB3.1 Gen.2ポートは、帯域幅16GbpsのASMedia最新チップ「ASM3142」を採用しており、複数機器に同時にアクセスした場合でも安定したパフォーマンスが発揮できる。
ネットワーク機能を中心に充実したバックパネルインターフェイス。左端にはUEFIの設定を初期化できる「Clear CMOS」ボタンを備える |
「I/O Armor」を取り外したところ。基板には計5本のネジで固定されていた |
画像セッションのラストは、基板上に実装されている各種ICチップやコネクタ、インターフェイス類をまとめてチェックしていこう。
ネットワークコントローラIntel「I211AT」 | ネットワークコントローラIntel「I219V」(右)とUSB3.1 Type-CスイッチチップASMedia「ASM1543」(左) |
PCI-ExpressレーンスイッチチップASMedia「ASM1184e」 | 4ch差動スイッチチップTI「HD3SS3415」 |
電圧レギュレータNuvoton「3101S」 | BIOS ROMのWinbond「25Q128JVSQ」は2基搭載 |
PCのポスト状態を確認できる「Dr.Debug」。コードの内容はマニュアルの「Chapter 2.15」で確認できる | RGB LEDストリップ用ピンヘッダ。チップセット周りのLEDと合わせて専用ユーティリティ「RGB LED」で変更できる |
USB3.1 Gen.2コントローラASMedia「ASM3142」(右)とUSBハブコントローラASMedia「ASM1074」(左) | 帯域幅10GbpsのUSB3.1 Gen.2に対応するフロント用Type-Cポートも標準装備 |
4pinファンヘッダにはファンコントローラNuvoton「3943S」を搭載 |
マットブラックの基板には、防湿性の高い「高密度ガラス繊維PCB」を採用。また基板裏面にも複数のICチップが確認できた |
I/OコントローラNuvoton「NCT6791D」 | USB3.1 Gen.2コントローラASMedia「ASM3142」 |
SATA3.0(6Gbps)コントローラASMedia「ASM1061」 |