エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.609
2017.11.01 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
メモリスロットはクアッドチャネル対応のDDR4×4本で、メモリクロックは最高4,133MHz、容量64GBまで増設可能。また独自のワンピースステンレスシールド設計「Ultra Durable Memory Armor」により、基板の捻じれや歪みを防止するとともにESDを抑制する。さらにGIGABYTEでは主要メモリベンダーと協力、検証を行うことで1,000種類を超えるメモリモジュールとの互換性を確保。オーバークロックプロファイルXMPもサポートされ、メモリの持つ性能も十二分に引き出すことができる。
両側ラッチで着脱がラクに行えるDDR4メモリスロット。各スロット間にはRGB LEDバーが内蔵され「RGB Fusion」でカラーや発光パターンを制御できる |
UEFIでは、メモリ倍率は8.00倍から83.00倍、メモリリファレンスクロックは100MHzと133MHzの2段階を選択できる |
ストレージインターフェイスはSATA3.0(6Gbps)×6と、帯域幅32GbpsのM.2スロット×3を搭載。M.2スロットはメタルシールドで補強され、最上段のスロットには専用のヒートシンク「M.2 Thermal Guard」を標準装備。発熱の大きいNVMe SSDを効率良く冷却することで、サーマルスロットリングを抑え、常に安定したパフォーマンスを発揮することができる。
帯域幅32GbpsのM.2は3スロット。PCI-Expressリマッピング機能により、RAID 0/1/5構成が可能だ |
M.2スロットもメタルシールドで補強済み。なお上段と中段はM.2 22110フォームファクタ、下段はM.2 2280フォームファクタまで対応 |
上段のM.2スロットにはオリジナルヒートシンク「M.2 Thermal Guard」を搭載。なおその効果については後半のテストセッションで明らかにする |
SATA3.0(6Gbps)は計6ポート。いずれもチップセットに接続され、RAIDレベルは0/1/5/10に対応 |
拡張スロットはPCI-Express3.0(x16形状)×3とPCI-Express3.0(x1)×3の計6本で、マルチグラフィックスは3-Way AMD CrossFire X/2-Way NVIDIA SLIに対応。x16形状スロットは周囲をメタルシールドで補強した「Ultra Durable PCIe Armor」と、スロットの2箇所にロックを設ける特許技術「Double Locking Bracket」により、耐久性を大幅に向上。大型クーラーを搭載する重量級のグラフィックスカードを安全に支えることができる。
計6本の拡張スロットを搭載。PCI-Express3.0(x16形状)スロットはx16、x8/x8、x8/x4/x4のレーン分割が可能 |
3本のPCI-Express3.0(x16)スロットは「Ultra Durable PCIe Armor」で補強済み。またRGB LED機能も備える |