エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.614
2017.11.20 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
まずはDirectX 12対応の3Dベンチマークテスト「3DMark Time Spy」のスコアから確認していこう。プリセットは4K(3,840×2,160ドット)の「Time Spy Extreme」とWQHD(2,560×1,440ドット)の「Time Spy」の2種類で計測を行った。
定格相当となる「SILENT」と比較すると、「GAMING」で約5%、「OC」で約7%スコアがアップ。最新APIに対応する重量級のベンチマークということで、CPUによるボトルネックもなく、オーバークロックの効果が素直にスコアに反映されている。最新の3Dゲームをプレイするなら、オーバークロックモデルを選択するメリットは確実にありそうだ。
続いてDirectX 11を使用する「3DMark Fire Strike」のスコアを確認していこう。こちらもプリセットは4K(3,840×2,160ドット)の「3DMark Fire Strike Ultra」とWQHD(2,560×1,440ドット)の「3DMark Fire Strike Extreme」の2種類で計測を行った。
非常に負荷の重い「3DMark Fire Strike Ultra」のスコアは「3DMark Time Spy」とほぼ同等。一方、負荷の軽くなる「3DMark Fire Strike Extreme」では、性能が飽和しているためか「GAMING」で約3%、「OC」で約4%とスコア差が縮小している。このクラスのグラフィックスカードを使うなら、液晶ディスプレイもぜひ高解像度なものを用意したい。